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ネット恋愛のその果てに…
ネットから始まるレンアイ放浪紀。&エッセイ。


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2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*32 <<08:00


[SORRY BABY]


あなたは男性で、歳も上…
だから私が気を使ったり、従うのはアタリマエなの。


彼女は俺のために、すべてを捨ててもいいと、うち明けた
家族、親…諸々の絆を捨てて、例え罪を犯してでも
二人で生きたいって。


違うんだ。
俺はそんな言葉を、聞きたかったんじゃない。
そんなことを彼女に言わせるために、
オマエのそばにいるんじゃないって…。

誰かの犠牲の上に成り立つ幸せなんて、
俺は望んではいない。

みんなが幸せになる方法が必ずある
俺はそれを、彼女と見つけ、そして手に入れたかっただけ。

癒してやりたい。心の隙間を埋めてやりたい。
今の状況から、自由にしてやりたい。
彼女のために、この日心底そう思った。


No.939 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*31 <<07:00


[三日月]


彼女が実家から戻った時、時計は20時をこえていた。

両親から言われた一言
「彼にはもう、帰ってもらいなさい」
そう言われたって。

留守中に、上がり込んでいるのがお気に召さない。
つまり、そういうこと。

けれどね…。未成年じゃないんだ。彼女は。
成人してるし、一度は家庭を持った。そして息子をちゃんと
養育している自立した大人。
そこまで親の目を気にする必要があるの?
話せば済むことなんじゃないの?
事後報告だっていいくらい。


以前から二人のつきあいには反対されていたらしいけど、
出逢ったのがネットで、しかも遠距離のつきあい…。
片道6時間をかけてまで会いにいく僕が、
彼女のご両親には、理解できないそうだ。
結婚どころか、つきあい自体反対……

僕は彼女を食事に誘った。
二人で初めて食事をした場所へ連れて行った。

永い長い沈黙が二人を包む。
なにか話さないといけない…。
そう思うんだけれど、何を話せばいいのか判らない。
時間だけが、ただ淡々と流れていく。永い沈黙と共に。

いつもは饒舌なボクも、この時ばかりは
さすがにコトバを失っていた。
語る舌を持っていなかった。
何を話したら良いのか、とにかく思考は停止状態。

何をするにも自由気ままに、好き勝手に生きて来た僕。
片や箱入りの温室で、両親の監視下で育て上げられた彼女。

親に抗い、親族に抵抗し、全てを捨てる代わりに
自由を手に入れ、現在の生活を手に入れた僕と、
過干渉の、封建時代の名残のする両親を持つ彼女。

何をするにも、自分の意志で決めてきた僕。
何をするにも、両親の意志で決めて来られた彼女。

ここから先は、僕一人の力で何とかなる話しじゃなかった。
彼女がご両親の意のまま、それに従うのなら、
ここから先は、一緒に歩くことはできない。

僕らの本当の障害は、距離とか時間なんてものじゃなくて、
彼女の両親の存在なのか?

彼女が抗うことができなければ、今日この日、
ふたりの仲は消滅する。
そんな思いが僕の頭の中をかけめぐった。
彼女とは結ばれないかも知れないと、初めて肌で感じた。

お前は誰と生きて行きたいんだ?そう聞くと、
貴方と生きていきたい。

そう答えた。


No.938 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*30 <<06:00


[ひまわり]


平穏だった日々に、ある日異変が起きた。

彼女の留守中チャイムがなった。
てっきり彼女が帰って来たのかと思い、そのままに…
足音が近くなり、ふと顔を見上げるとそこには
彼女ではなく、会ったことのない人が立ちつくしていた。
彼女の家族と共にね。
僕が固まったのは言うまでもない。

挨拶しても、ご返事はなかった。
もしかして彼女の「母親?」…

結局、一言も言葉を交わすことなく、出ていったようだけど、
娘のアパートとはいえ、勝手に上がり込んで、
コチラが名乗って、挨拶もしてるのに一言もなし…。

礼儀とか常識を通り越して、それって失礼じゃないの?

何かね、嵐の予感がしたんだ。
そしてその予感は当たり、夜になって現実のものとなった。
僕も彼女も予期できない展開が、このあと待っていた。

その夜、彼女は実家に呼ばれた…。

仲の良い3人家族。うまくやってイケる。
そう思っていたのは、僕だけだったのかな。

思春期の子供の感情なんて、読み切れなかった。

そして彼女はこの頃から僕と親と、家族3人の思惑の間で
板挟みになっていったんだなって思う。


No.937 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*29 <<05:00


[ビューティフル・デイズ]


8月4日に久々にsionの待つアパートへ帰った。
この時の滞在期間はほぼ1ヶ月。
長期滞在になる為に、僕は仕事用のデスクトップPCを持ち込み
彼女の留守中に仕事をしていた。

朝、夕と彼女を会社まで送り迎えし、
昼は毎日、会社の近場で食事をした。
仕事が終わると、そのままスーパーへ買い物に行き、
一緒に夕飯を作る。

彼女の家族と風呂へ入り、体や頭を洗った。
しばらくの間、風呂場の中で遊んだり。
そうして家族が寝た後、僕らは二人の時間を楽しんだ。

カラオケに出かけたり、そのままふらふらと
海を観に行ったり、コンビニで買い込んだ花火に火をつけたり…。

家族が休みの時は、よく3人で出かけた。
自宅から持って来たエアガンを、3人で海岸で撃ったりしながらね。


No.936 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*28 <<04:00


[情熱の薔薇]


結局このことをきっかけに、
僕らはそれまで綴っていたブログを
エキサイトからココ、FC2へ移した。

理由は二人だけの交換日記を、
誰かに読まれているってことが嫌だったから。
それはココに書かれている文章よりも、生の声に近かったし。
幸いFC2は、ブログを非公開設定にできたから。

旧ブログから、333件の日記データの移植。
そして同時に僕らそれぞれで、新たにブログを開いた。
彼女のブログと、僕の「ネット恋愛のその果てに…」をそれぞれね。

何をするにも、何処へ行くのも一緒がいい。
トイレ以外は、実際二人一緒だったし。
それはリアルでも、ネットの中でも変わることはなく。

IDも対。彼女がたまに使っていた「瑠璃」は
かつて僕が使っていたLapisの和名にあたる。

朝までただ、タグの話をしたりhtmlやテーブル、
スタイルシートの話で盛り上がった。
かと思えばPUNKやら、ハードロック、少女漫画について話したり…。

見てきたモノや、聞いたこと。今まで憶えて来たこと。
そのほとんどに、共通の想い出があった。

そんな些細なコトまで、共有できる相手に巡り逢えたコトを
心底感謝していた7月。


No.935 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*27 <<03:00


[コンクリート・リバー]


慌ただしくイベントの多かった2005年の7月。

2週間程の滞在期間中にgooでHPを二人で開いたり、
今後の二人のタイムスケジュールの話とか。

いつまでに親に会って挨拶をして、その後はどうしようとか、
僕の引っ越しの時期は?とか、
そんな話を細部に渡って詰めていた。

逆算しながらも、ゴールを明確にすることで
二人の将来が確実になったかに見えたり。

一方些細なコトで大喧嘩になり、破局寸前の事態を招いたり…。
前日まで仲が良かったのに、何が原因で、スイッチが入ったのか
分からぬまま、つきあい始めて長い間…といっても20時間程、
連絡が途絶えたり。
この時初めて、もう終わりなのかな?そんなコト考えた。

きっかけは些細なことでも、自身の中で
いつの間にかコトが膨大になっていて、
収拾がつかなくなっていくことがある。

何が原因なのかはその時は、もはや関係なくなっていて、
抑えきれず、どうしようもない。
説明できない感情が、湧き上がって来ることもある…

だから、この時の彼女は明らかに変だった。
多分、ちゃんと話はできないかもしれない…
何を、どう伝えたいのかわからない。
そんな状況から、すべての音信が途絶えた。


No.934 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*26 <<02:00


[Love is...]


長年勤めた事務所を僕は後にした。
残業代なしに数ヶ月もの間、
仕事に追われる日々に嫌気がさしたのと
どうせ1年後には、彼女の住む場所へ移ることになる。
そう決めたから。

とりあえずは保険と貯金で、しばらく生きていける。
久々に得た自由を何に使おうか?そう彼女に問いかけると
答えは一つしかなかった。

そしてリフレッシュしたかった僕は、
しばらく彼女のアパートで過ごすことにした。

翌日僕は、再び高速に乗った。
そしてそれがこの年、
年間100日を共に過ごす生活の始まりになった。

最初の頃、1泊2日とか、滞在時間も50時間程度だったことを思えば、
二人が絆を深めるために使える時間は、有り余るほどあった。
1週間が10日になり、2週間を共に過ごし、
ピーク時は30日間一緒に暮らした。
行くたびに増える僕の荷物。いずれ引っ越すからと、
仕事で使う物以外のCDやら本、衣類…身の回りのものを、
彼女のアパートへ運び入れた。

24時間何の気兼ねもなしに時を重ねる。
イイコトもあれば、当然悪いこともある。
喧嘩して仲直りして、その繰り返し。
けれども、そうすることで僕らは、通常の遠距離のカップルよりも
短い間に永くて濃い時を…、絆を結んで行けたんだと思う。


No.933 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*25 <<01:00


[願~negai ~]


[2005,4.28thu~5.3tue]
仕事が終わると、自宅に戻ることなく
そのまま高速に乗った。

目的地は彼女の待つアパート。

約1ヶ月ぶりの帰宅。
初めて二人で、永い時間を過ごす。5泊6日のゴールデンウィーク。
今まで体験できなかった、初の永い時間。

4度目のデートになったこの時も
彼女は相変わらず照れて、僕の顔を直視出来ずにいた。

次の日、目が覚めると相変わらず紫苑は、
僕の腕枕の中で寝ていた。
隣りにいるだけ。それでもこんなにも嬉しかった。
何も話さず、時間がだけが過ぎていく。
それでも僕らは十分幸せだった。

その日の夜、僕らは1本のビデオを観た。
メイド・イン・ヘブン
話の内容は、天国で恋に墜ちた二人が
生まれ変わり、この地上で姿・形の記憶のない互いを
探しだせれば、その恋は永遠の恋になる。
そんなお伽話。

僕はこのお伽話を信じていた。
そしてなお、二人に重ね合わせて観ていた。
でなければ、この広大な分母から巡り逢えた理由が
その当時は説明できなかったから。


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No.932 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.25  ネット恋愛のその果てに…*24 <<00:00


[ルシアン・ヒルの上で]


僕らの板は常に誰かに監視されていた。
嵐やそれを煽る人間により、アドレスがあちこちに貼られていたから。
興味本位のロムラーが沢山いた。

掲示板に書く度に、それが貼られた。
ネットストーカーや、ついにはリアルストーカーまで出現。
なにせ、二人の出会いから現在までの歴絵巻だから、
読む人が読めば面白いんだろうな。

誰も僕らを知らない場所へ行こうか。
そんな提案をきっかけに、板を閉じることを決めた。
嵐・ロムラーに屈服するのは釈然としなかったけれど
誰に見られているか分からない、そんな状況も辛かったから。

そうして、僕は全ての発言を保存し終え、
2005年4月23日、僕の書き込みを最後に
僕らは出逢った場所、二人で管理してきた掲示板を永遠に封印した。
総書き込み数2284。彼女が板を開設から4ヶ月弱のこと。

そして同時に、愛用していてしたそれぞれのハンドルネームも、
このとき永遠に消去した。

sionlogo03.jpg



lakissとsionがFC2に姿を現すのは、それから3ヶ月のちのこと。

lakiss07.jpg



No.931 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*23 <<23:00


[Oh My Darlin']


彼女を追っていたストーカーとは、別の人物。
僕らの板を散々荒らした、その人間が会いたいと言ってきた。
誰なのか大体特定できた僕は、護衛に行くことを決めた。

理由は何でも良かった
年度末の3月は仕事も忙しいし、親父の一周忌もある
調整できる日は2週間後しかなかった。

2005年3月4日(金)その日の夜、
関東地方に、何年かぶりに大雪が降った。
幹線道路、首都高速は、通行止めにこそならなかったけれど、
かなり空いていた。
おかげで会社から彼女の家まで、
最短の3時間30分程で着いたのを覚えている。

「なんかどきどきする。
1回逢ってなれたはずなのに、どんな顔してお前に逢おうか?
どんな風に声をかけようか?
なんか高校生みたいに、どきどきしてる。
今度はどんな風に、ボクをときめかせてくれるのかな?
お前は・・

出発予定時刻は約2時間後。今日中に逢えるといいね。」



そんなメッセを会社から送りつつ…


No.930 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

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