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ネット恋愛のその果てに…
ネットから始まるレンアイ放浪紀。&エッセイ。


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2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*23 <<23:00


[Oh My Darlin']


彼女を追っていたストーカーとは、別の人物。
僕らの板を散々荒らした、その人間が会いたいと言ってきた。
誰なのか大体特定できた僕は、護衛に行くことを決めた。

理由は何でも良かった
年度末の3月は仕事も忙しいし、親父の一周忌もある
調整できる日は2週間後しかなかった。

2005年3月4日(金)その日の夜、
関東地方に、何年かぶりに大雪が降った。
幹線道路、首都高速は、通行止めにこそならなかったけれど、
かなり空いていた。
おかげで会社から彼女の家まで、
最短の3時間30分程で着いたのを覚えている。

「なんかどきどきする。
1回逢ってなれたはずなのに、どんな顔してお前に逢おうか?
どんな風に声をかけようか?
なんか高校生みたいに、どきどきしてる。
今度はどんな風に、ボクをときめかせてくれるのかな?
お前は・・

出発予定時刻は約2時間後。今日中に逢えるといいね。」



そんなメッセを会社から送りつつ…


No.930 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*22 <<22:00


[voice]


彼女とのアツイ時間を過ごし、自宅へ戻ってからも
相変わらず僕らは朝まで話していた。
メッセにメール、そして電話…。

この頃は振り返ると、本当にばからしいけれど、
電話代は二人でゆうに月20万を超えていた。

「一度逢うと当然、また逢いたくなる」


逢うまでは、想像できなかった辛さも味わった…。

あのまま逢わなかったら、きっとバーチャルの中で、
それなりにつきあえたかもしれない。
モニター越しとはいえ、真剣に愛し合っていたんだからさ。

けれども逢って、身体を重ねて、互いの気持ちを確かめた今、
二人して離れていることが、苦痛で仕方なかった。

そんな中、急に彼女に会わざるをえない状況が訪れた。
幸か不幸か、彼女に会いに行く口実ができたんだ。
その日は一度逢ってから2週間後に訪れた…。


No.929 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*21 <<21:00


[君がいてくれてよかった]


2005年2月12日(土)~13日(日)

この日の僕は朝から落ち着かなかった。
彼女を追いかけているストーカーに、直に会って
話をする予定があったから。
ま、なかなかないよね。こんな体験。

彼女に出逢った板で、元彼と別れる原因ともなった
以前の遊び友達と、さしで話すなんてコト。

彼はネット上でもリアルでも、彼女を追いかけていた人。
自宅・職場、おかまいなしにね。
俺の女に手を出すなって意味の、嫌がらせのオフメを
何度か僕ももらっていた…だから、きちんと話してみたかったんだ。

二人が婚約したことを伝え、
今後は僕が彼女を守るから、どうかご心配なく。
二度と彼女にまとわりつかないで欲しい。
そう伝え、納得していただいたんだろうな。
このあとストーカー行為は止んだから。

そんないきさつもあり結局、次の日の朝まで
一睡もできずに二人は過ごした。

翌日の僕の帰る時間がせまっていることもあってか、
初めて会話がとぎれた。

離れたくない。帰りたくない。帰したくない。


きっと、世の中の遠距離恋愛しているカップルは、
こんな風に感じているだろうな。そう思うとね、
涙が溢れてとまらなかった。

僕たちは、バーチャルなネットの世界から離れ、
現実のこの世界で恋愛をしてるんだ。そう思った。

楽しかった時間は、あっという間に過ぎ、僕は現在ここにいる。
はじめて彼女と過ごした時間は、たったの50時間しかないけれど、
とても密度の濃い、満たされた、甘く切なく、かけがえのない時間。

この貴重な時間を、体験を、重ねた想いを
僕は生涯忘れない。



ありがとう。

数ある掲示板の中で、彼女に出逢えたこの偶然に
僕は何て感謝していいのか・・・



No.928 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*20 <<20:00


[等身大のラブソング]


その後アパートへ戻り、彼女の運転する車に乗り換え、
予約してあった店で夕飯を取った。
ほろ酔い気分でカラオケに行ったり、年甲斐もなく
プリクラを撮ったりしたあと、僕らが帰宅した時、
時計はすでに25時を回っていた。

そう言えば、夜の海岸できつく抱きしめ合ったあと、
ずっと腕は組みっぱなしだった。

疲れたね、お風呂入る?
そうだね

彼女の前で何気に服を脱ぎ、バスルームへと向かう。
湯船に浸かりながら、会うのって本当に今日が初めてだっけ?
そう思いつつも、彼女は彼女で
いま脱いだばかりの、僕の下着を普通に洗ってる。

ずっとずっと前から、一緒に住んでいたような、
そんな不思議な感覚が僕を包み込んだ。

風呂からあがると、冷やしておいたシャンパンが
一気に二人の体を冷やした。

二人は冷めた体を暖めあった。
永く、熱く刹那い夜と、心地よい安心感にくるまれて。

数時間後に再び訪れる、手の届かない距離と、時間に抗うように、
僕らは何度も互いを求めあい、夜の戸張が明けるまで
印をつけあい、自らの存在を、その奥深くへ刻みあった。

きつく寄り添いながら、
耳をすまさなければ聞こえないほどの声で
なんどもアイシテルって囁きながら。


No.927 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*19 <<19:00


[君にいて欲しい]

海、見に行こうか?

うん



肌寒い冬の海岸へ、二人が着いたのは
すっかり日も沈んだ18時過ぎのこと。

僕らは冷えた身体を暖めあうように、きつく寄り添い、
夜の海岸をしばらくの間眺め、寄せてはかえす波音に耳を傾けた。
僕は、永い間身に着けていたネックレスをはずすと、
おもむろに、まだぬくもりの感じるそれを、
彼女の首にかけた。

5年ほど、肌身離さずつけていたネックレス。
僕の右手のリングと同じデザインのものを。

あのね、どうしても伝えたいことがあるんだ。お前に。

重い口を僕が開いた。ここまで紡いできた1ヶ月と少しの時間。
それまでに交わした会話を、約束を確認したかった。

こみ上げてくる想いを、直に会って告げたかった。
それは、メールとか、メッセ。
電話では上手く伝わらないような気がしたから。

20050722011602.jpg


結婚を前提に、つき合ってほしいんだ。
ずっと、俺のそばにいて欲しい。

いやじゃないよね?

そんな話をすると軽くうなづいた彼女。

僕を見つめるその瞳から、きらきら光るものが溢れ、
やがて頬を伝い、口元へ流れる。

僕はそれをぬぐおうと、sionへ顔を近づけた。


それが、彼女と初めて重ねた唇だった。


No.926 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*18 <<18:00


[ホワイトロード]


2005年2月11日(金)

高速で片道6時間。 滞在時間50時間余り。
彼女と過ごした、2泊3日間での走行距離は、1,000キロを超えた。
短い時間にできるだけ多くの風景を、一緒に見たかった。
この目に焼き付けておきたい。そう思った。

そしてネットから始まったバーチャルな恋が、
この日を境に、遠距離恋愛へと変わった。

作り物や、空想、小説の世界ではなく、
現実につきあっているんだ。そう実感した記念すべき日。

その日、僕らは互いに初めて、リアルな現実の姿を確認しあった。

駅で待ち合わせをし、互いの姿を探す。
携帯を持つ手が微かに震えた。道行く人々の群れ。
その中から彼女を捜すことは、さほど難しくはなかった。

今どこにいる?うん。見つけたよ


初めて見るsionの姿。これが、僕の彼女なんだなって淡々と思った。
シャメとはまったく異なる姿。
でも違和感はなかったな。やっと会えたんだ。
素直にそう喜べた。そんな感じ。

初めて訪れる街。初めて見る風景なのに、
そのすべてになぜか、懐かしさを感じた。


「ふるさとは、場所ではなくてあなたでした」
Grayのワンフレーズが耳に甦る。

20050722003103.jpg


ただいま、やっと逢えたな。


そして、彼女の家に向かった僕ら。
助手席に何のためらいもなく乗り込んだsion。
二人が車中、どんな会話をしたのかは、すでに記憶にない。
ただ、照れからなのか、終始赤面し、
うつむいたままの彼女を覚えている。
僕とは対照的なsionの姿を。

彼女の家に着いた僕らは、一旦荷物をおろし
少し遅めの昼食を取りに出かけた。

初めて歩く彼女のふるさと。
見知らぬ景色。彼女の香り。そして少し恥じらいながらも
自然に絡めた指先。

食事の後、約束通り、ショッピングへ出かけた。
僕らはペアのリングを買い、互いにプレゼントをした。
もし、今後もつきあいを続けたいのであれば、
相手にリングをプレゼントする。そんな約束だった。

互いに迷いも、退く意志はなかった…。
その日僕らは改めて永遠を誓いあった。



20050722003049.jpg



No.925 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*17 <<17:00


[Baby,途方に暮れてるのさ]


会いに行く前の2週間は、
入社以来最もハードな仕事だった。

平均睡眠時間2時間の日々。一人だけ3連休の嫌がらせか?
休みが1日増えても、仕事量が1日減るわけじゃない。
むしろ増えていた。

結局会社から帰って来たのは、出発予定時刻の6時間前。

シャワーを浴びて、軽く仮眠を取ることにした。
万が一のことを考え、彼女に起こしてもらう手はずを整え、
4時間ほど寝る予定だった。・・・
ところが、瞬きをしたら9時間ほど経っていた。
時計をみると、すでに到着予定時刻…。
彼女から着信履歴は10回以上…。

頭が真っ青になり、冷や汗が出てきた。

ごめん、これから向かう

そうメールを打つと、急いで車に乗り込んだ。
すでに朝のラッシュは始まっていて、
首都高はいつも以上に混雑していた。

あとどれくらい走れば、目的地に着くのかな?
現在地はどこ?
渋滞のせいか、ナビの到着予定時刻はどんどん遅くなる。

休憩なしで未知の距離を走る。
それでも、もう少しで彼女に逢えるんだ。

そう思うと苛々も、少しは和らいだ。
そして彼女の住む県にさしかかる頃、スピードメーターは
160キロを越えた。

渋滞の遅れを少しでも取り戻そうとね。
気持は、頭は、一つのことしか考えていなかった。


もうじき会えるんだって。


No.924 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*16 <<16:00


[愛してる]


先日の掲示板での件で、sionに泣かれたあと、
5月に会うはずだった予定を繰り上げて、彼女に会う決心をした。

2週間後の2連休の日。その日に、1日有給をプラスして
会いに行こうと決めた。

もしかしたら、会って終わりになるかも知れない。
または、逢ってさらに好きになって、
離れられなくなるかも知れない。

もし、終わりがくるなら…早いほうがいい


現実の相手を知らない今なら、傷も浅くて済むし
立ち直りも早いだろう。
そんな葛藤が二人にはあったんだ。

先の失恋から、まだ傷の癒えない二人がいて。
格好つけないドロドロの、恋愛をしてる二人がいた。
大人びない、純粋に想いを伝えあう二人がね。

結婚しようか?いずれ…

会う2週間前に交わした口約束。
まだ互いに、現実の相手を知らぬまま、交わした軽い口約束。


その日、sionは初めて僕に「愛してる」と言った。


No.923 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*15 <<15:00


[Reason]


僕はね、簡単に人を信じる方だと思う。
簡単に心を解放し、あらゆる思いを受け入れる。
それが良いことなのか、悪いことなのか…。
ともかくそれが原因で、あらゆる誤解と憶測を生んできた。

同じ掲示板の仲間とは大抵、メアドも、シャメも交換していた。
友人として、仲間として。それは自分の管理トピだけじゃなく、
他に遊びに行ってたトピでも同様に。


ある日その友人、深雪から携帯メールが届いた。

時間作れない?会いたいんだ。
カラオケ行こうよ、家、近いじゃない。
仕事、今暇な時期でしょ?何時に終わるの?


そんな内容で何通も、何通も…。
昼から届き始めたメールは、夜になっても、止むことを知らず、
そして僕は、時間を作って会うことにした。
sionには会議で2時間ほど音信不通になる。
そう嘘をついて。

とりあえずカラオケに行ったけど、歌わずに話してた。
会話の内容はね、ほとんど愚痴だった。
家庭のこと。音信不通の彼氏のこと。
そして芽生え始めた、僕への思いとか…。

その話を断ち切るように僕は、彼女にゆっくり話し始めた。
実はsionとつきあい始めたことを。

彼女、泣いていたな。最終的に。

その日、最も近くにいるはずの僕が、
最も遠く感じるって言われた。
しばらくして、そのことを掲示板上で。そしてsionへの
直接メールで暴露された。

「会っても遊ばれて捨てられるから、今のうちに別れた方がいい」
後からそれを知ったsionは、電話の向こうで泣いた。
黙って嘘をついて別の女性に会ったこともそうだけど、
自分より先に、他のネット仲間に会ったことを。

sionは決して僕に触れることのできない距離にいることを嘆き、
会おうと思えばいつでも会える、その女性を羨んだ。

こんな事言っても仕方ないのにね…。逢えない距離のコトを。
だって。手を伸ばしても触れられない距離…。
なんか。せつなくなった。


行くよ、会いに…次回の連休に、そこまで。
オマエの元へ必ず行く。


気がつけばそんな台詞を言っていた。

彼女がいる場所が、県が、地図上のどこにあるのかも把握してない状態。
交通手段は?時間は?考えている間も、
迷っている時間すらなかった。

ただ、会いに行こう。そう思った。


No.922 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

2006.12.24  ネット恋愛のその果てに…*14 <<14:00


[GLORIA]


さて、つきあいだしたと言っても、所詮バーチャルの出来事。
二人がリアルで会うのは、もっと先の話。

ログアウトすれば消える、
そんな希薄な関係でしかなかった。

毎日何通もメールのやりとりをしても、
モニター越にいくら愛をささやいても、
電源を落とせば消えてしまう…。

「ネット恋愛でいいじゃん」最初はそんな感じだったから。

彼女はあまりにも遠くにいて、
僕らは、あまりにも離れていて。

会いたくても、簡単に会えない距離。
それは同時にだめになっても、傷つかない距離なのかもしれない…。
逢ったこともなければ、実際に触れたこともない。
第一、彼女が正真正銘、女性として存在する。
そのことを証明する術はない。
だって顔も名前、性別さえも簡単に創造できるのが
この電脳空間。

僕は再び傷つくことを、怖れていたんだ。
だから会う気はまったくなかった。
ただ彼女と毎日、話すことは楽しかった。
他のすべての遊びを止めてまでも…。

今までどんな人とつきあっても、3ヶ月以上続いたことがなかった
…理由は飽きてしまったり、価値観の違いとか
やはり、僕にはあわない。そう感じて。
ところが、飽きさせない事件が僕らにはよく起こった。

まるで後ろから背中を押されているような、そんな感覚だった。


No.921 / ネット恋愛のその果てに[05.01~06.09] // PageTop▲

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