| 2008年07月の記事一覧 | |||
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| 大切な忘れ物 | |
| 2008.07.02.Wed / 02:50 | |
| そういえばさ、久々に二人でプリクラ撮ったんだよ。 友人たちを後にし、視界に入ったゲーセンへ深空の手を引いて足早に向かう。 「ラキがプリクラ撮りたいなんて珍しいらしくない?」なんて深空が言う。 言われてみれば前回撮ったのって、いつだったったっけ? そんなことも思い出せないほど遥か昔。 僕はただ、彼女が昨日美容室に行ったって聞いていたから それを残しておきたい。なんて思っただけで、特に理由なんてなかったんだ。 けれどもはしゃぎながら数カット撮って、 上がってきたプリントを見て、少々驚いた。 だってそこに映っていた彼女に少女の面影はほとんどなく、 正直、大人びた女性が映っていたから。 プリクラを見て、そして深空を、この日初めてまじまじと見つめた。 「なんか付いてる?」 「いや……こんなに綺麗だったっけ?お前って」 「あのぉ、ぶっていいですか?」 なんかね、不覚にも胸がきゅんとしたっていうか、 改めて惚れ直したっていうか…。 褒めるべきはカットした美容師さんかもしれないし、 あるいは社会人になってメイクが巧くなった深空自身なのかもしれない。 とにかく、そこに映っている深空は今まで見たこともないほど、いい顔してた。 恋をしている女性は美しく、綺麗に見える。 それはきっと、心身共に満たされているからなんだと思う。 愛して、愛されて、そして少女は大人への階段を上っていく 会えなかった3ヶ月という時間が、彼女自身にどう変化をもたらしたのか それは定かじゃないけれど、 きっと僕が知らない苦労とか、寂しさとか、心境の変化とか、 そんなものの積み重ねがあったんだろうなって内心思いつつも、 僕らは辺りが暗くなるのを、今か今かと待ち続けた。 ☆ご訪問ありがとうございました。もしもエントリー内容に共感いただけることがありましたら、 足跡代わりにクリック願います。日々の糧にさせていただきます。 |
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