| 東京タワー*5 | |
| 2006.11.12.Sun / 00:19 | |
| 雪那とは家が近かったせいか、 「仕事終わったから、これから会わない?」 そんな電話がかかってきた。 恋愛感情があったのか、なかったのか。 今となっては定かではないし、確認しようにも 一切のデータが残ってない。 ただ会う度に。僕らは体を重ね、互いを求めた。 ファミレスで待ち合わせをし、軽い食事をとり お城のような建築物の、その一角の部屋で汗を流した。 会話なんてほとんどなかった。 ただそれだけで時が過ぎていく。 積み重ねてあるタオルの数だけ、それが無造作に 再びたたまれる度に、何かが満たされていくような、 そんな錯覚をしてた。 きっと寂しかったんだ。 乾いていたのは、唇でもなく、喉でもない、 僕の心と躰。 バーチャルで、満たされているはずのココロに対して、 オトコとしての自我が追いついていかない。 そんな状態だったのかもしれない。 早く雪が融ければいい。そんなことを思いながら 雪那に対するキモチに、ブレーキをかけ続けた。 このコトが発覚すれば、やがて二人とも。いや全てを失うだろう。 そんな予感もしてた。 たぶんカノジョは、気がついていた。 だからこそ、あんなにもネット上の交流や、リンク。 日常の些細な関わりに、口を出してきたんだ。 と、今だからね、そう思えるんだ。 ☆ご訪問ありがとうございました。もしもエントリー内容に共感いただけることがありましたら、 足跡代わりにクリック願います。日々の糧にさせていただきます。 |
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